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佐々木 長淳(福井市立郷土歴史博物館蔵)
福井藩士。後に明治政府の技術官僚。嘉永六(一八五三)年、江戸で技術を学んでいた際、ペリーが浦賀に来航。翌年、再び来航したとき、神奈川県沖のアメリカ船に乗る機会を得て、兵器を観察した。福井藩で西洋式の武器や帆船「一番丸」などを設計する。 明治新政府では工部省に務め、養蚕、製紙、紡績業の調査研究を行い、日本人による初の近代的工場を実現するなど、近代繊維産業の礎を築いた。