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吉田 健三(『山本条太郎伝記』より)
明治時代の実業家。福井藩士の子。十六歳で福井藩を脱藩し、大坂で医学を、長崎で英語を学び、欧米へ遊学。帰国後、ジャーディン・マジソン商会(英一番館)の番頭となり、商才を発揮。また、「東京日日新聞(現・毎日新聞)」の創刊に参画している。醤油醸造業や電灯会社の設立にも関わり、実業家としての頭角を現し横浜有数の富豪に成長した。 その養子・吉田茂は、内閣総理大臣として日本の戦後復興に尽力した。