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林 毛川(山田秋甫『林毛川』より)
幕末の勝山藩家老、儒学者。江戸昌平坂学問所で儒学を学んだ後、藩政改革を進めた。藩医秦魯斎(はたろさい)と藩校成器堂を創設、人材の育成を図った。西洋式軍制を採用し長山講武台の建設・大砲鋳造を行った。 また、たばこの専売制を導入。品質向上に努め、勝山たばこは全国にその名を博した。毛川の志は成器堂出身者により受け継がれ、後の製糸業の発展につながった。大正十三(一九二四)年、功績が認められ正五位が贈られた。