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増永 五左衛門(増永眼鏡(株)蔵)
明治〜昭和時代の実業家。生野村(福井市)生まれ。大阪で学んだ眼鏡枠製造を農家の副業として導入するため、私財を投じて眼鏡枠の製造工場を創設し、技術者の育成や製品開発に力を尽くした。明治四十四(一九一一)年八月には、「赤銅金ツギ眼鏡」が博覧会で金牌賞を受賞。五左衛門の工場の技術が日本一の栄光を手に入れた。 生野から始まった眼鏡づくりは現在の福井市から鯖江市にまたがる地域に広がり、福井県は眼鏡産業の一大産地となっていった。