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佐久間 勉(若狭町教育委員会蔵)
明治時代の海軍軍人。北前川村(若狭町)生まれ。明治四十三(一九一〇)年、訓練中、潜水艇が沈没した時、艇長として最後まで冷静に行動し、遺書を残した。乗組員全員が最後まで持ち場を離れずに殉職しており、こうした乗組員の姿や勉の遺書は世界に感銘を与え、夏目漱石は遺書を名文と絶賛し、与謝野晶子は追悼の歌を詠んだ。