大和田 荘七
敦賀港の発展に尽力した「敦賀近代化の父」
大和田 荘七(『敦賀市史』より)
明治〜昭和時代の実業家、銀行家。敦賀町(敦賀市)生まれ。海運業を営む大和田家の養子となり、実業家の道を歩み始める。
敦賀を大都市同様の経済の仕組みを持つまちにするため、大和田銀行を創設したほか、港湾の整備や日本海航路の整備に取り組む。また、敦賀商業会議所の創立、銀行米穀取引所の設置、農事の改良など、敦賀の発展に尽力した。大和田銀行本店の建物は、市民に開かれ、ランドマークの機能も有し、重要文化財に指定された。