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和田 維四郎(国立国会図書館蔵)
明治~大正時代の鉱物学者。小浜城下(小浜市)生まれ。シェンク、ナウマンなどのドイツ人教師から近代鉱物学を学び、東京大学で日本人初の鉱物学の教授となる。八幡製鉄所2代長官などを務めた。『本邦金石略誌』『日本鉱物誌』などを著したほか、鉱物標本約四千点を収集するなどし、日本鉱物学の父といわれる。書誌学者としても知られ、四万五千点以上もの古典書籍を収集、研究。その中には重要文化財級の書籍も多くあった。